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暮らしの中の色を見直してみましょう。

 

1.暮らしの中の色 
 
2.好きな色と似合う色  
 
3.0から始めるチャンス、結婚 

4.リフォームの色を決めるポイント

5.ベースとアクセント、色の使い分け

 

アドバイザー:色彩デザイナー

荒滝由紀子
SURE COLOR

 

 

アドバイザー:色彩コンサルタント

河内精子 
be−i color 
e-mail syouko-k@mse.biglobe.ne.jp 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

   

暮らしの中の色

この世界の全てのものに共通しているものは何でしょうか?…それは「色」です。「色」は私達の目に見える全てのものの共通項です。そしてそれは一色で存在する事はありません。必ずいくつもの「色」が隣り合っています。つまり私達は日々、本当に多くの「色」に囲まれて生活しているのです。

それではここで暮らしの中の「色」について考えてみましょう。

家の中には床や壁、家具やカーテン・ファブリック等様々な「色」があります。そしてそこに本や小物、生活用品がプラスされ、気づかないうちに「色」が氾濫してきます。その結果、雑然として片付いていないような雰囲気をつくってしまいます。

生活の中の「色」として、例えばティッシュボックスを考えてみましょう。どちらの家庭にも必ず、多分家族の数プラス1or2箱のティッシュボックスが置いてあると
思います。勿論家庭によってはお部屋の雰囲気に合わせたケースやカバーでアレンジしていることもあると思いますが、そのままお使いになっている家庭も多いのではないのでしょうか。

ティッシュボックスは多くの場合5色セットで売られています。色は様々でピンク/ブルー/グリーン/イエロー/パープル/ホワイト/グレー/オレンジ等とてもカラフルです。メーカーによってそれらの色は更に微妙に変化しています。そしてそれらを家庭の雰囲気に合う合わないに関係なく使う事になります。でも
経済を考えるとそれも仕方がありません。

ではどうしたらそれらの「色」を騒がしいと感じさせないで使う事ができるのでしょうか。例えばお花や雑誌が置いてあるテーブルにはもう色がたくさんあるのでホワイトやグレーが良いとか、反対に黒やグレー・シルバーのオーディオの周りには鮮やかな色のものでも綺麗などはすぐに考えられると思います。

ここで更にもう一歩「色」の世界に踏み込んで感じてみましょう。美しく響き合う「色」の組み合わせを感じてみましょう。

ここに欅(けやき)のテーブルがあるとします。この上にピンクのティッシュボックスをおきます。この時ローズピンクのボックスとサーモンピンクのボックスとでは
どちらが綺麗と感じますか。もし黒檀(こくたん)のテーブルだったらどうでしょう。

とても小さな事ですが、いつも綺麗と感じる「色」の組み合わせを意識していればカラフルなティッシュボックスもずっとスッキリ見えるようになります。小さな綺麗
な組み合わせをたくさんつなぎあわせれば素敵な空間が生まれます。

日々の生活を自分らしく心地よいものにするための第一歩は、「色」を意識し、綺麗な組み合わせを意識する事、とても簡単でしょ!

アドバイザー 荒滝由紀子

 

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好きな色と似合う色

よく「好きな色と似合う色とは違うのでしょうか」と聞かれます。今回はこの事についてお話したいと思います。

ファッションの分野で綺麗と感じる色の組み合わせには、衣服どうしの色の組み合わせ、衣服と小物の組み合せ、そして、衣服や小物と人の組み合せがあります。

人も透明でない以上色があります。そして、それら全てが綺麗と感じる組み合わせになったとき、とても素敵な貴方が生まれます。それは上品さ、センスのよさ、高級感、優美さなどの雰囲気をかもし出します。つまりそれらの色が貴方に似合う色なのです。

でもそれだけでしょうか。人にはもう一つ大事な色があります。それは心の色、好きな色です。衣服や小物の色と人の色がとても綺麗な組み合わせになったとしても、心の色が綺麗に組み合わされていなければどうでしょう。

好きな色には本人が意識している、いないにかかわらず、必ず素敵な思い出があるはずです。そして、その色を見るとき、心が輝くのです。それは何よりも大事な事です。

反対に、とても貴方に似合う色といわれても、もしその色が嫌いな色であったらどうでしょう。心が沈むのではないでしょうか。それでは似合うはずがありません。
 

衣服や小物の色、人の色、心の色が全て綺麗に組み合わされれば、それは最高に素敵な貴方が生まれる事を意味しますが、心が輝く色は、たとえそれが貴方に似合わない色であったとしても、貴方を魅力的にみせる一番大事な色だと思います。



あとはその色をより綺麗に見せ、貴方に似合うようにする為のテクニックを身につけるようにしましょう。ではテクニックポイントをいくつか…

その色とそれに合わせる他の色とを綺麗な組み合わせにすること

その色が鮮やかな色の時はなるべく顔の近くにはもってこないこと

どうしても合わせづらい時は無彩色と組み合わせ、その色をアクセントカラーとして大いに楽しむこと

そう、楽しむ事がとても大事ですね!

アドバイザー 荒滝由紀子

  

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0から始めるチャンス、「結婚」 

暮らしの中の色彩3つの効果

暮らしの中に施される色彩には、多くの場合3つの効果が求められています。一つは元気、もう一つは静寂、そして3つ目は、今最も人気のなごみです。

これらをかもし出すのは、もちろん色彩だけではありません。キッチン、リビング、寝室と使う部屋の目的によってもその選択は変わってきます。

部屋という区切られた中で、色と形や使う目的が一致したときに、調和のとれた快適な空間となります。

 

とは言え、一緒に暮らす人たちの好みや意見や予算や云々・・、まま成らないのが現実。しかし、家とは長が〜いお付き合い、チャンスは必ずあるものです。そのチャンスの一つが、結婚です。 

0から始めるチャンス、「結婚」

家具から、住まいから、全部同時にプランを立てられる「結婚」。その暮らしの中の色選びなら、二人で色見て歩き、お互いの好みなどもよく話し合いながら選ぶのがよいでしょう。

一つの空間を長く共有するのですから、二人にとって心地よい空間であることが大切です。でも、好みとは中々ぴったり一致とは行かないことが多いもの。

 

おや、家具屋さんにラブソファーを見に来た夏彦君と春香ちゃんが何やら言い合っています。夏彦君は、光沢のあるチョコレートブラウンのレザー張りをえらんでいます。一方春香ちゃんは、つや消しの渋いグリーンを選んでいます。

     

 

すでに決めてある、近くに置くダイニングセットは、床と同じブラウンのようです。

中々決まらず困った二人は、お店に居るインテリアコーディネーターの恵さんに聞いてみることにしました。

恵さんは二人の新居の床や壁、ドアの色やソファーと同じ部屋に置く他の家具の色などを聞き、その全ての彩りに合いそうなやさしいベージュ色を選んで、更にチョコレートブラウンと淡いグリーンとイエローやオレンジのクッションをあしらって見せてくれました。

         

 

これには二人とも部屋が明るくなりそうと大喜びです。この例にみる部屋の役割は、くつろぎやなごみです。

ラブソファーのように、部屋の中で主役となるような位置に置く家具は、間取りが広く、天井が高いなどの特別なケース以外は、淡い色調のものを選ぶ方が、部屋も広く明るく見え、周りの色彩とも調和し、温かみのあるやさしい空間を作ります。

そして、アクセントとしてクッションなどで、はっきりとした彩りを加えるとぐっと引き締まります。

家具選びなど困ったときは、夏彦君や春香ちゃんのように、お店のインテリアコーディネーターを活用するのもよい方法ですね。 

アドバイザー 河内精子

    

 

リフォームをするときの色を決めるポイント

 

2月、3月はお子さんの進学や就職、ご家族の転勤などで部屋が空いたり、勉強部屋を増設したりと、お部屋のリフォームをされるお宅が多いのではないでしょうか。今回はリフォームをするときの色を決めるポイントです。

さて、前回登場した夏彦君の家でも、一人暮らしをしているお婆様が、夏彦君が独身時代に使っていた部屋に引越して来るため、お部屋をリフォームすることになりました。何か困っている様子なので、ちょっとのぞいてみましょう。

夏彦君のお母さんは、お婆様の家具の写真と壁紙の見本帳を並べて、どんな色合いにするかを考えています。

夏彦君の部屋は、腰の高さぐらいまでダークブラウンの板張りで、その上から天井まで白いクロスがはられています。若い夏彦君には、白い空間が広々として快適だったのですが、お婆様には白が、ちょっと冷たくて寂しそうに感じられるので、思い切って張り替えることにしました。

お婆様の家具は、深い茶色でアンティーク風の洋家具です。また、おじい様が愛用していた黒い革張りの肘掛け椅子とオットマンをとても大切にしていて、それに座ってテレビを見たり、刺繍をしたりするのが大好きです。

夏彦君のおかあさんは、そんなお婆様にゆったりと寛いで優しい気持ちで過ごせるような部屋にして差し上げたいと一生懸命考えて壁紙を選びました。


そして、リフォーム完了です。壁紙は温かみのある淡いクリーム色でつや消し、天井は地模様のあるやさしい白、天井と壁の境目にドアと同じような茶色の飾り淵を付けました。

ブラインドだった窓は、カーテンに変えました。春から夏は、オリーブグリーンで、サテンとマット織りのストライプ。秋から冬は、やさしいココアブラウンに渦巻き模様のふくれ織りにしました。深い茶色の家具や、黒い椅子とのコントラストもやわらぎ、やさしくて落ち着いた空間になりました。

この例のように、家具など既にあるものを使うことを条件に、部屋の内装を変えるときの計画段階でのポイントは、そこに置かれる、広い面積を占める家具のような、物の色合いをベースに、その部屋を使う方の好みや年齢、部屋での過ごし方、過ごす時間の長さなどを考えて、色彩の調和を中心に色選びをすると良いでしょう。

床・壁・天井・家具・カーテンなどの色彩と光が、その部屋の空気の色を作りますから、その色彩が不調和な環境で長く過ごすと、なんとなく居心地のよくない落ち着かない空間として感じられます。


アドバイザー 河内精子

 

ベースとアクセント、色の使い分け

 

今回は、あれこれ迷い、衝動に走り、気が付けば溢れんばかりの色彩に囲まれて、もはや収拾が・・とお嘆きの方へのポイントです。

色や形の好みは変化するもので、それは私たちの心が常に変化しているからで、と言うより動いていますと言ったほうが合っているでしょう。ですから、たまに衝動に駆られ普段の好みから遠いものを選ぶことがあっても仕方がありません。

心の自然現象のようなものです。でも心の奥深いところでは、ちゃんと自分が安心する色彩や形を知っていますから、常にそれらを意識していると自分ワールドが見えてきます。ではどんな風に意識するかの
ポイントをご紹介しましょう。

まず自分の好みの方向性を知るデーター集めをしてみましょう。日ごろから「あっ、これ好き」と思った家具やインテリアコーディネートの彩り、スタイルなどを出来ればスクラップしておきます。そうして、時間をかけて集めた情報を紙に貼ったり、並べてみたりしてみますと、自分の好きなスタイルや色彩が見えてきます。

どれも似ていると嘆く方がいらっしゃいますが、その人にとっての心地よい形や領域とは、本当はそうそう変化するものではありません。でも、変えて楽しみたい気持ちもあります。

そこで気持ちのバランスをとるためにも、部屋の全体的な雰囲気、空間色を作る床、壁、天井や大型家具などはベースになる色彩の部分として頻繁に変化させないことを中心に考え、テーブルクロスやソファーのカバークロス、クッション、置物、小さい額、鉢物や切花などはアクセントになる色彩として、変化を楽しむためのものにします。

これらの小物類は例え一時期色彩的に不調和でもすぐに変えられるものですし、衝動的に集めたものは意外と心が満たされていることがありますので、配色方法論などの理屈にとらわれずに、おおらかに使って楽しみましょう。色使いには、調和、不調和はありますが、間違いはありません。

色彩は、常に意識することと使ってみることを積み重ねると、とても簡単で楽しいものになります。

アドバイザー 河内精子

 

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