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インテリアーデザイナーから快適生活インテリアのアドバイス

 
 ■ スタイリッシュ・インテリア術

1.素敵なキッチン キッチンを選ぶときのポイント

2.あかりの演出 暮らしを豊かに演出する照明器具選びとコーディネート

3.家具の選び方 買ってから後悔しない家具選びのコツ

4.ファブリックデコレーション 家具とカーテンを上手にコーディネート

5.上手な収納術 収納スペースを考えるときのポイント

 

kusumi

 ■ アドバイザー 久住博子氏        
 (インテリア・デザイナー)
 (有)Home Design
 E-mail: kusumi@home-d.co.jp
 URL http://www.home-d.co.jp/

 ベジヒーリング・インタビュー

 
キッチン1

 
 
キッチン2

 
 
キッチン3

 
 
キッチン4
  

 

1 素敵なキッチン
 
キッチンを選ぶときのポイントと素敵なキッチンの紹介

 
 キッチンを選ぶときのポイントは、@「機能性:使いやすいレイアウトと設備」 A「安全性」 B「経済性:予算」 C「審美性:デザインの美しさ」ですが、最近では、D「健康や環境への配慮」も、ポイントのひとつとなりつつあります。
  
  機能性については、どのシステムキッチンのメーカーも、バラエティにとんだ基本プランを用意しています。また、設計の自由度が高い(セミ)オーダーのキッチンですと、ミリ単位での指定ができますので、ほとんどのお客さまのご要望にはお応えできるようになってきたと思います。

最新の設備に関しても、オプションというかたちで入れ替えができることが多いので、ガスコンロや、オーブン、食洗機、シンク、収納・・・について、多くのお客様が、基本プランからのご変更を希望されるようになってきました。

では、最近のお客さまの特徴は?というと、キッチンのデザインにこだわりをもたれる方が増えてきたように感じます。デザインというのは、扉の素材や色、つまみというような一部分だけでなく、お住まい全体のインテリアスタイルとの調和も含みます。

ナチュラルで温かなイメージのキッチン。パインの扉に陶器のつまみがポイントのカントリー風キッチン。クラシックな雰囲気と格調の高さを漂わせる上飾りのあるキッチン。1000色以上の塗装色の中から扉の色を選べるモダンなキッチン。シックハウスのご心配をなされる方々への配慮がなされた扉材。個性的で魅力的なキッチンが増えてきました。

  もちろん、こだわりはコストにはね返りますから、最初に予算を伝えてから、インテリアコーディネーターやショールームのスタッフなどの設計者にプランしてもらうとよいでしょう。

キッチンは、単に食事を作る場から、家族とのコミュニケーションをはかる場へと変わってきています。あなたは、どんなキッチンにしたいと思っていますか?

灯り1

 
 

 
あかり2

  


 
灯り3
      写真提供:松下電工

2.あかりの演出

暮らしを豊かに演出する照明器具の選び方とコーディネートの例

 
住まいの照明について考えると、「こんなスタイルが好き」と、照明器具のデザインの話しから入りがちです。でも、その前に、その空間でどんな生活行為が行われ、どんなあかり・明るさがほしいのか?を考えてみてはいかがでしょうか?

例えば、ダイニング。まぐろのお刺身の鮮度がわるそうに見える蛍光灯の天井灯よりは、白熱灯のペンダントのほうが料理を美味しそうに見せてくれますし、白熱灯のやわらかな光は、暖かで、なごやかな雰囲気づくりを手伝ってくれる事と思います。

また、ダイニングペンダント1灯だけでは、明るさが不足しがちです。人が集まる大きなテーブルでは、小さめのペンダントを2灯用いたり、部屋の周囲を明るくするために、天井埋込のダウンライトを配してみましょう。複数のあかりを使う事によって、明るさの確保だけでなく、食事をする相手の表情を柔らかくつくリあげてくれるなどの効果もあります。

すでに配線が済んでいて、器具取付の追加や変更ができない場合には、スタンドを使ってみては如何でしょうか?お子さまが小さいようでしたら、倒す心配の少ない壁のコーナーにぴったりのスタンドや、家具の後ろに置いて光だけがあるように見える床置きの器具は、部屋に豊かな表情をつくってくれます。たまには、キャンドルを使って・・・というのも、素敵かもしれませんね。

これまでは、部屋全体を均一に明るくすることが、照明器具の役割のように思われる事が多々ありましたが、最近は、TPOに応じて、あかりの演出をたのしむというコンセプトをご理解いただけるお客様もふえてきました。

温かなあかりにつつまれた食卓での家族との食事。私が一番好きな光景です。皆さんは、どんなあかりのもとでの、どんな光景がお好きですか?

 

ソファ1

   

 

ソファ2

  

 

ソファ3

写真提供:日本フクラ   

 

失敗しない家具選びのコツ

私たちの仕事の現場で、お客様からお伺いするお話しに、「以前、買ったソファが大きすぎて・・・。デザインも素敵で、ショールームで見たときは、ぴったりだと思ったのに・・・。」が、あります。

初めて買われたという方だけでなく、すでにご購入経験のある方、しっかりとサイズを測っていらしたお客さまの場合でも、起こることがあるようです。

では、私たちプロがどのように考えているのかを、リビングのソファを例にご紹介しましょう。

まず、その空間に求められている事を明確にします。リビングのソファであれば、誰が、どういうスタイルで過ごされるのを、居心地よいと感じられるのかをヒアリングします。テレビは全員で見るとか、ソファではなく、じゅうたんに座るほうが好き・・・などです。

次に、その空間を、○帖という部屋の大きさだけでなく、窓や、人の出入りのあるドアの取付け位置、開き勝手を確認しながら、平面図に表現します。

そして、そこに、必要なソファの大きさを描きいれます。家具とドアのぶつかりや、人が物を持って通り抜けるには、狭くないか?など、人が動くことによる寸法を確認しながらの作業です。

また、リビングに置かれる飾り棚や、リビングボードなど収納家具の、引き出しや開き戸を使おうとするときの寸法もチェックします。人が立って、引き出しを引いたり、両開きの扉を開けようとすると、ソファとの間のスペースが狭くて、使いづらくなった・・・という話しはよく聞きます。人が動作をするときの必要寸法を考えるのが、ポイントです。

そして、最後に、ショールームで、デザインと座り心地をチェックします。クッションのかたさの好みも人それぞれです。デザインに目を奪われないで、家の中で靴を履かれることは少ないでしょうから、靴を脱いで、ソファにかけてみてください。これで、あなたの部屋にぴったりのソファは見つかる・・・と思いますよ。

次回は、家具とカーテンなど、ファブリックとのコーディネートの方法をご紹介します。

  

 



写真提供:川島織物
ピンクのクッションのベッドルーム

  

写真提供:日本フクラ
添付の写真

 

ファブリックデコレーション
家具とカーテンを上手にコーディネート


みなさんは、インテリアの仕上げとして、家具とカーテンをコーディネートするとき、どちらの色を、先に決められますか?私のお勧めは「先に、家具の色を決める!」です。

読者のなかには、「カーテンは壁面に対する面積が大きいので、先に決めたほうが良い」と聞いたことがあるという方もおいでかもしれませんが、私は、ほとんどの場合、家具を先に決めています。

なぜなら、カーテンの色や素材のバリエーションが、ソファの張り地のそれよりはるかに多いので、数の少ない方から決めた方が選択の幅が広がって、コーディネートしやすいからです。

次に、色の決め方。たとえば、ソファの張り地がいくつかの色で構成されていたら、その中の一色をピックアップして、カーテンの色にしてはいかがでしょう。また、ソファの張り地が無地であれば、その色を含む柄物のカーテンの生地を選ぶという方法もあります。

ピックアップする色は、まったく同じ色でなくても、同系色でであれば、OKですから、多くのカーテンの中から、お好きなものを見つけられると思いますよ。

実際には、色の組み合わせ方にはルールがありますが、みなさんがファッションのルールを知らなくても、バランス感覚でうまくコーディネートされているように、インテリアでもできるはず。お部屋を見回して、それぞれの色の量をチェックして、素敵なお部屋をつくってください。

 

 

写真・パース提供:Home Design 

 

上手な収納術 
収納スペースを考える時のポイント


「いかに上手に収納するか?」がブームのようですが、今回は、収納計画をたてるときの基本的なお話しについて、ご紹介します。

まず、家全体の収納を考えるとき、そこでどんな暮らし・作業が行われるかを確認します。そして、そこに収納すべきものと、そのサイズ・量を調べていきます。使う食器の大きさ、本の大きさ、着る人によって異なる服の肩幅と着丈・・・などです。

次に、それらを使いやすい場所に納めます。例えば、バスタオルは、洗濯して収納しやすい場所であると同時に、取り出して使いやすい場所であるなどです。使用頻度に応じて、使いやすい場所・取り出しやすい高さ・奥行きであるかどうかなども検討します。

でも、現実には、プランの段階で十分なスペースを確保したつもりでも、住み始めると、いつのまにか、物であふれてしまう・・・。私たちにとって、どう収納するか?の前に、「必要なもの」と「不要なもの」を区別し、不要なものは処分することが大切なのではないかと思っています。

大切な想い出の品々も、インテリアの一部として上手に収納できたら、素敵だと思います。

5回・収納の時に使用下さい。どちらも当社の写真とパース(当社H.P.依子ピー)なので、問題はありません。

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